こんにちは、おまめ社長です。
今日は自己紹介も兼ねて、いつもの不動産とは少し違う毛色のお話を。。。
今は不動産の世界にドップリと浸かりきった僕ですが(笑)、実は20代後半の頃は写真家になりたいと思って、仕事をしながら写真の学校に通っていた時期がありました。といっても、月に1回の座学とお互いの作品の講評、その後写真談義で盛り上がる飲み会がメインだったのですが、毎月出される課題に対して頭を悩ませながらカメラ片手に旅をして、写真を撮りまくった、思い出深い楽しい2年間でした。
別途、オススメ書籍のコラムでもご紹介しようと思うのですが、僕は沢木耕太郎さんの「深夜特急」が大好きで、彼のマネをして一泊数百円のゲストハウスやドミトリーを転々としながら、現地のボロボロの夜行バスや寝台列車で旅をしたりしていました。
勿論、写真学校の課題も旅先の写真ばかり。元々はグラフィックアートやタイポグラフィなどのデザイン志向だったので、写真も割と抽象的なものが好きだったのですが、ひょんなきっかけから旅先で出会う人たちの写真を撮り出したことから人物写真にハマっていきました。特に魅了されたのは、アジアの旅先で出会う子供たちの弾けるような笑顔と年輪を重ねた皺だらけのお爺さんたちの放つ常軌を逸した渋さ(笑)!
NIKONのD700というフルサイズの重量級カメラと80-200mmのオールドレンズ、35mmと85mmの単焦点レンズの3本、バックアップ用のMacbookを70Lのバックパックに詰め込んで、ネパール、ミャンマー、ラオス、カンボジア、スリランカ、インド、バングラデシュ、、、と、会社の長期休暇を利用してアジアの国々をひたすら歩き回りました。好きな写真家は沢山いるのですが、当時一番憧れていたのはSteve McCurry。人の美しさ、構図の素晴らしさと色使い。どれをとっても最高の写真家でした。
数ある旅先の中で、僕が特に好きだったのがネパール。タイやシンガポール、インドネシアもマレーシアも場所によっては東京と変わらないくらい発展していますし、それこそ沢木耕太郎の時代のアジアとは全く異なる世界になっていますが、ネパールにはまだまだそういう世界が残されているような気がしたのです。2015年には山が好きなことと、ネパールが好きなことを組み合わせて、じゃあネパールで山に行ってしまおう!と考え、世界に14座ある8,000m峰のひとつアンナプルナのベースキャンプにトレッキングをしてみたり、その翌年にはエベレストのベースキャンプまで2週間掛けて歩いたりしました。
「写真」「アジア」「人」「山」
この組み合わせを軸に沢山旅をして、写真を撮ったり展示をしているうちに、かなりの枚数が溜まってきたので、何か形にしたい、と思って写真集を作りました。偽善のようでもあるのですが、僅かながらの売り上げをsave the childrenに募金します、と告知して売り出したのですが殆ど売れず(笑)、たまに売れた時に確認して入金するのも面倒になって、結局月額会員に移行しています。。。とはいえ、今もkindle storeで買えるようになっていますので、気が向いたら見て頂ければ嬉しく思います。
長々と書きましたが、結局宣伝でした(笑)。
今日も読んで頂き有難うございました。
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